心理学から見たモチベーション

仕事や勉強において、高いモチベーションで臨むことは、本人にとっても非常に気持ちの良いことですね。
また、上司や親の立場から、高いモチベーションを保ってほしいと考えませんか?
では、モチベーションを上げるには、どうしたら良いでしょう。

 

まず第一に、人は強制されて物事に取り組むことに抵抗があります。
最もモチベーションが上がるのは、自分で選択して望んで取り組む作業である場合です。
しかし、仕事も勉強も、やりたいことだけを選択してやれるわけではありません。
ここでモチベーションを上げる方法ですが。
正しい評価の言葉が、相手の心を動かすことはあります。
ポイントは、『正しい』というところです。
頑張っていない人間に『頑張ってるね!』と言ったところで心に響くわけもなく、また頑張っている人間に『もっと頑張れるはずだよ』などと言うのは残酷です。
どちらもやる気を削いで、モチベーションを下げてしまいますね。

 

人は、孤立したくない、孤独になりたくない、誰かと関わっていたい、という本能があります。
自分を見ていてくれる人がいて、的確な評価をしてもらえると、そこに応えたいという気持ちが芽生えます。

 

また、例えば褒め言葉などがご褒美となってモチベーションが上がっている場合、毎日褒められていると、だんだんそれがご褒美ではなくなります。
だからと言って、「最初に褒めたからもう褒めない」ではガッカリしてしまいます。
人間も含めた動物のモチベーションが上がるのは、ご褒美がランダムに数回に1度出されることです。
『いつ与えられるか分からないご褒美だけれど、確実に与えられる』という状況が人間も含めた動物のモチベーションを上げます。

 

野生の動物が、必ず餌を獲得するとは限らないのに毎日餌を獲りに行くのは、数回に1度でも獲れる日があるからです。
獲れなかったことで、餌を獲りに行くことのモチベーションが下がれば、もう二度と獲りに行かないはずですよね。
もっと別の方法を考えたかもしれません。

 

とは言え、高いモチベーションを保つことは難しいですね。
意識の持ち方だけでは、コントロールできないのが人間の心理です。