心理カウンセラーと精神科医の違い

現代はストレス社会と言われ、老若男女問わず心の病気にかかってしまう方が多くいます。
例えば、意欲的に生活することができない、眠れない、食欲の低下など、これらはストレスが原因で起こる不調の例です。
心当たりがある方は多いのではないでしょうか。
そうしたときに、どういうところに相談をしたら良いでしょうか。

 

ここでは、心理カウンセラーと精神科医の違いについてお話ししましょう。
*心理カウンセラーは、ここでは臨床心理士の資格を持つ方のことを指します。

 

例)Aさんは、最近寝つきが悪く、夜中に目が覚めてしまいます。

 

この場合、精神科では、『寝つきが悪い』『眠れない』というところに着目し、簡単な検査を行い、薬の処方をします。
なぜ、眠れないのか?というところには着目しません。
考えてみると、風邪をひいて内科へ行っても、「なぜ、風邪をひいたのか?」という話をすることはありませんね。
また、歯医者でも「なぜ、この歯が虫歯になったのか?」という話はしません。
つまり病院は、『起きている症状に対する対処をするところ』だということです。

 

では、心理カウンセラーはどうでしょう。
心理カウンセラーは、「なぜ、眠れなくなったのか?」「どんな状況で眠れないのか?」「眠れないとき、どうなるのか?」など、その原因の究明と患者さんご本人の深層心理に触れていきます。
心理カウンセラーは、症状を治す場所というよりも、不調の原因となっていることを心の中でどのように昇華していくかにスポットを当てています。

 

このような違いを考慮して、ご自身にどちらが必要かを考えてみると良いですね。
精神科医で臨床心理士の資格を持っている医師もいます。
カウンセリングができる精神科・心療内科を受診するというのも、いいですね。